オリーブオイルの作り方

オリーブオイルが植物のオリーブからとれることは、日本でもよく知られるようになりました。オリーブといえば、おつまみによく出されるような緑や黒い色をした粒状の実です。あのオリーブを絞って抽出したのが、オリーブオイルなのです。

 

植物から自然に分離する油

 

植物から抽出される油は他にもたくさんありますが、オリーブオイルの良いところは特別な加工をしなくてもオリーブから自然に油分のみを分離させることができる点です。そのため、体に害がなく、非常に自然な食品として注目されています。いわば、オリーブのジュースといってもいいくらいです。

 

オリーブがよくとれる生産地では、各家庭でオリーブオイルを作って保存しておくということも一般的なようです。しかし、日本では一部の地域で以外オリーブオイルをとれるほどの生産地はありませんから、市販のオイルを購入することになります。

 

当然輸入ものが大部分になるわけで、配送の過程などで衛生面が心配になります。そこで、どうしても何らかの保存加工をすることになるでしょう。加工法に注意することで、より良いオリーブオイルを選ぶことができますよ。

 

オリーブオイルの絞り方

 

最も伝統的なオリーブオイルの製法には、圧搾法があります。つぶしたオリーブに圧力をかけて、油分を搾り取る方法です。これをろ過すると、自然に油分と水分が分離してオリーブオイルが出来上がります。

 

遠心分離法では、遠心分離機を使って油分を果肉と水分を振り分けます。大量生産されているオリーブオイルの多くが、この製法により作られています。ただし、加熱や加水が行われているオイルも多いため、注意が必要です。特に製造過程で加熱したオリーブオイルは、有効成分が低下してしまうようです。

 

高級なオリーブオイルの製法には、パーコレーション法やシノレア法と呼ばれる手法があります。絞ったオリーブに電気で刺激を与えることで、オイルを抽出する方法です。オリーブの実にぎゅうぎゅうと圧力をかけることがないぶん、フレッシュなオリーブオイルが出来上がるといわれています。